凹みTips

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Qt Creator の設定覚え書き

はじめに

Qt に手を出して見ました。環境を整えてみましたので、そのメモ書きをしておきます。

環境

Vim の設定

Eclipse なら Vrapper、XCode なら XVim などなど各 IDE でのキー操作を Vim っぽくしてくれるプラグインは全人類の共通認識ですよね。Qt Creator では標準で FakeVim というプラグインが同梱されています。

よくよく見ると「.vimrc を読み込む」なんて項目があります。さすがに Vim plugin は使えませんが、これを設定することで自分の vimrc から :set 系コマンドと :map 系コマンドを読み取ってくれますので、他の IDE のように .vrapperrc やら .xvimrc を用意しなくても良い感じに使えるようになります。

カラースキームの設定

私は Vim でも Eclipse でも solarized を愛用しているので、Qt でも同様のカラースキームを使用したいと思い検索したところ、以下の設定が見つかりました。

カラースキームの導入は下記のように行います。.config 以下の qtcreator の場所が変わっていたのでご注意を。

$ git clone https://github.com/artm/qtcreator-solarized-syntax.git
$ mkdir ~/.config/QtProject/qtcreator/styles
$ cd qtcreator-solarized-syntax
$ cp solarized-*.xml ~/.config/QtProject/qtcreator/styles/.

これで、Qt Creator の設定に solarized が現れます。

目にやさしい感じになりますね。

Before:

After:


補完(追記: 2013/05/02)

FakeVim を ON にすると補完候補が出てこなくなってしまいます。そこで、「Qt Creater > 環境設定 > 環境 > キーボード」で「フィルタ」で 「complete」などと打ち込み、「CompleteThis」を探します。このキーシーケンスを設定してあげて手動で補完してあげるようにしましょう。私は を割り当てました。

おわりに

環境が整ったので満足しました開発していこうと思います。