はじめに
VR 内でオブジェクトをつかむには OVRGrabber
や VRTK などが挙げられると思います。
ただ、両手のインタラクションや遠くのものを取ったり遠くに置いたりといった機能が欲しかったので、自分で作ることにしました。
環境
- Unity 2017.1.0b5
- Oculus Utilities for Unity 5 1.14.0
現状 Oculus Rift / Touch のみの対応になります。Plugin 不要の OpenVR 版は追々サポートします。
デモ
両手での移動、回転、拡縮が出来ます。
レイが出ているので遠くのものも取れます。また、スティックで距離のコントロールが出来るので近くのものを遠くにやったり逆に遠くのものを取り寄せたり出来ます。
距離が遠いとプルプルするので安定するよう、遠い場合は大きめのフィルタがかかります。線も遅延させてしまうと気持ち悪さが残るのですが、始点の向きは変えずに線を曲げてあげると良い感じに気持ちよくなります。
ダウンロード
リリースページから最新版を取得して下さい。
セットアップ
OVRCameraRig
>TrackingSpace
の下に VrGrabber > Prefabs 以下のVrg Left Grabber
とVrg Right Grabber
を追加- 掴みたいオブジェクトに
VrgGrabbable
を追加
おわりに
線のエフェクトや諸々のパラメタ、ハプティクスのサンプルといったものは追って追加していきます。要望があればどしどし Twitter: @hecomi までお願いします。