C#
はじめに ずっとやろうと思っていた Unity でリップシンクを実現するアセットである uLipSync のアルゴリズムの改善を行いました。 github.com uLipSyncでは、MFCC(Mel Frequency Cepstral Coefficients)と呼ばれる特徴量を計算しています。MFCC を利用す…
はじめに リリース 実行時のセットアップ SkinnedMeshRenderer 経由で指定 VRM の場合 所感 タイムライン上への自動クリップ追加 uLipSync おわりに はじめに uLipSync は Unity 上で音声データ / 音声入力をもとにリップシンクを実現するアセットです。 tip…
はじめに uLipSync v2.5.1 をリリースしました。 github.com 以下の 2 点のアップデートが含まれています。 Animator の BlendTree を使ったリップシンクのサポート これまでは BlendShape 指定でしたが Animator のステートでリップシンクさせることが可能…
はじめに 私事で恐縮ですが、先日、コロナ禍で 2 年半ほど延期していた結婚式をしました。そこでのプロフィールムービー制作を Unity でやってみましたので、本記事ではそのお話をしようと思います。 過去に友人の結婚式のムービー制作を任された時は After …
はじめに 今回は小ネタです。uLipSync のキャリブレーション用にオーディオデータの選択した範囲のループ再生機能を作ったのですが、その内容をまとめておきます。元記事はこちら: tips.hecomi.com 機能について こんな感じでドラッグして再生したい箇所を…
はじめに 通常、Unity で動的にサウンドを生成したいときは、AudioClip の Create で PCMReaderCallback を渡すか、MonoBehaviour の OnAudioFilterRead 中でバッファをセットすることで可能です。 docs.unity3d.com docs.unity3d.com かなり古い記事ですが…
はじめに Unity でリアルタイム / 事前解析対応のリップシンクを行うためのプラグインである uLipSync ですが、これまでは付属スクリプトとしては BlendShape を操作するものしかありませんでした。テクスチャを使った立ち絵などをリップシンクさせたい場合…
はじめに 先日、uLipSync のタイムラインの機能で長いデータを割り当てるとパフォーマンスが低下する、とのコメントを頂きました。実際に 3 分程のクリップを割り当ててみると顕著にパフォーマンスが落ちています。 原因を調べてみると、どうやら波形描画に…
はじめに 前々回の記事で Unity でリップシンクを行うためのアセットである uLipSync のタイムライン対応について紹介しました。 tips.hecomi.com ここでは次のように現在どのリップシンクデータを喋らせているか分かるように色々装飾しています。 本記事で…
はじめに 前回は uLipSync で、リップシンクの解析結果のベイク機能の追加とタイムラインのサポートを行いました。 tips.hecomi.com 今回は、このベイク結果を元に、ブレンドシェイプを動かすアニメーションへと変換する仕組みを作りました。アニメーション…
はじめに 昨年に Unity 上でリアルタイムにリップシンクを行う uLipSync というものをリリースしました。 tips.hecomi.com AudioClip の入力を Job System と Burst コンパイラを利用してリアルタイムに解析して MFCC と呼ばれる特徴量を抽出し、予めキャリ…
Unity Advent Calender 2021 この記事は「Unity Advent Calendar 2021」19 日目の記事です。 qiita.com 18 日目は @Azukiidxさんによる以下の記事でした。 qiita.com 私は(残念ながら非推奨になってしまった)UNET のサーバー向けに Linux 上でヘッドレスで…
はじめに uOSC は、Unity 向けの OSC 実装です。数ある Unity 向け OSC 実装の中でもシンプルな使い方が出来るように目指して作ったものでした。 tips.hecomi.com github.com EVMC4U を始めとし、思っていたよりも多くのプロジェクトにて使っていただいてお…
はじめに 先日、Twitter で手持ちの DICOM 画像を以前書いたボリュームレンダリングの記事のように描画したい、というご相談をいただき試してみましたので内容を共有します。 tips.hecomi.com DICOM(ダイコム)とは「Digital Imaging and COmmunications in…
はじめに 毛の連載も 4 回目になりました。これまでの記事は以下になります。 tips.hecomi.com tips.hecomi.com tips.hecomi.com これまでは風による動きを Sin 関数でそれっぽくしてましたが、今回は実際に頂点毎の動きを見て動かしてみることをやってみま…
はじめに 遅ればせながら Looking Glass Portrait を手に入れました。 lookingglassfactory.com クラウドファンディング開始からしばらくして気づいてバックしたので入手できるタイミングが第一陣の方々に比べ遅くなってしまいましたが…、ようやくといった感…
はじめに 前回の記事で Windows Graphics Capture の解説を行いました。 tips.hecomi.com 記事中でも触れたのですが、調査の目的としては OVR Toolkit などにも使われている拙作の uWindowCapture にこの API を導入するためでした。従来の設計に合わせるの…
はじめに 前回、リップシンクするプラグインを作り直してみた記事を書きました。 tips.hecomi.com 色々とご反響を頂いたのですが、しかしながら母音推定の性能がいまいちでした。第 1 、第 2 フォルマントという周波数スペクトルの 1 つ目、2 つ目のピークを…
はじめに Unity でリップシンクを行う手段としては、事前にデータを作るものからリアルタイムに解析するものまで色々あります。本ブログでも以前、自分で作ったり Oculus 製のものを解説したりしました。 tips.hecomi.com tips.hecomi.com 前者の記事で自分…
はじめに 本記事は Unity Advent Calendar 2020 の 20 日目の記事です。 qiita.com Windows 上の Unity でシェーダを書く(読む)際は Visual Studio を使うことが多いかもしれません(VSCode の人も多いと思いますが...)。しかしながらそのままでは補完も…
はじめに こりんさん(@korinVR)が VRChat で行われる以下のようなイベントを企画してくれました。 8/2(日)13:00~15:00にVRChatで囲む会をやります。今回のスペシャルゲストは「凹みTips」 https://t.co/mZ2BmIxFST の凹さん @hecomi です! XRやUnityの…
はじめに 本記事は Unity Advent Calendar 5 日目の記事です。 以前の記事で UniversalRP(URP) の調査を行いました。 tips.hecomi.com 今回は、その続きとして URP / HDRP の目玉機能の一つである ShaderGraph について調べてみます。私もノードグラフではな…
はじめに 以前、Lightweight Render Pipeline(LWRP)と呼ばれていたパイプラインが 2019.3(SRP 7.0.0)から、Universal Render Pipeline(UniversalRP / URP)と改名されました。 blogs.unity3d.com 私は LWRP 含む SRP をあまり調べていなかったのですが…
はじめに 主要な VR 向けのデスクトップ表示アプリ(Virtual Desktop や Bigscreen など)では、PC だけでなくモバイル VR もサポートしています。これを実現するには、キャプチャしたデスクトップ画面をリモートへ低遅延で転送しなければなりません。また、…
はじめに 前回の記事で NVIDIA のハードウェアエンコーダである NVENC(および NVDEC)を使いやすくした NvPipe を Unity で使えるようにしたアセットの紹介をしました。 tips.hecomi.com しかし問題点として、NvPipe はバッファのポインタしか食わせる口が…
はじめに NvPipe は NVIDIA 製 GPU に搭載されたハードウェアエンコーダ(NVENC)およびデコーダ(NVDEC)機能を簡単に C 言語で使えるようにラップした NVIDIA 製のライブラリです。 github.com NVENC および NVDEC は NVIDIA Video Codec SDK に含まれ、対…
はじめに 以前、Intel® RealSense™ のトラッキングカメラである T265 の記事を書きましたが、今回はデプスカメラである D435 を手に入れましたので、まずはカメラの概要と Unity のサンプルの紹介をしようと思います。 tips.hecomi.com デモ 画像ストリーム …
はじめに 以前、CustomTextureUpdate の記事を書きました。 tips.hecomi.com この API は、ネイティブ(DLL 側)からバッファのポインタを渡してあげるだけでプラットフォーム間の差異(OpenGL や DirectX 固有のテクスチャの更新方法)を気にせず且つ簡単に…
はじめに 1 月にプリオーダーしていた、V-SLAM をデバイス側で行ってくれる RealseSense の新しい製品である T265 が先日届きました。 realsense.intel.com T265 は次のようなデバイスです。 低消費電力 V-SLAM 動作で 1.5 W 正確なトラッキング 様々な環境…
はじめに uRaymarching を更新しました。以前の記事はこちら: tips.hecomi.com uRaymarching は以下のような機能を持つアセットです(太字が今回更新した内容です)。 エディタ上で距離関数の記述だけでレイマーチングができる フォワード / ディファード対…