凹みTips

C++、JavaScript、Unity、ガジェット等の Tips について雑多に書いています。

C#

Unity WebGL x WebSocket で複数クライアント間の大量のオブジェクトを簡単に同期できる仕組みを作ってみた

はじめに まだ実験中なのですが、Unity WebGL x WebSocket で大量のクライアント間で大量のオブジェクトを同期できる仕組みを作っています。UNET や Photon によって近いうちに対応されると思うのですが、現状では使えないのと、制限なく扱えたりチューニン…

Unity 5 の WebGL で WebSocket を利用した通信をする方法について調べてみた

はじめに Unity の WebGL では現状ではネットワーク機能に制約がありますが、WebSocket は使えるようです。 (English) On the future of Web publishing in Unity – Unity Blog 以前の記事では外側の JavaScript で Socket.IO を通じて通信した内容を用いま…

Unity 5 の WebGL で外部からテクスチャを与える方法について調べてみた

はじめに Unity 5 の WebGL 出力で、外部(自分で書いた JavaScript のコード)からテクスチャを与えたいと思い、色々調べてみましたので情報を共有したいと思います。通常の画像をテクスチャとして指定する方法と、base64 エンコードした画像をテクスチャと…

筋電の Raw Data が取得できるようになった Myo SDK 0.8.0 を試してみた

はじめに 前回、Myo の記事について書きました。 筋電によるジェスチャコントロールが可能なアームバンド Myo が届いたので遊んでみた - 凹みTips この時点では筋電の生値が未だ取れない、と書いたのですが、公式ブログで生値が取れるようになったことが発表…

Oculus Rift x Leap Motion を使った指で空間に魔法を描いて発動できる Magic VR を作ってみた

この記事は Oculus Rift Advent Calendar 2014 19日目の記事です。前日は KaleidPlayer の作者の @faifx さんによる「視差無し立体視のススメ - とあるOculusRift使いの備忘秘録」でした。2D の動画/静止画の単眼立体視を行うには、なるべく遠い場所に置く…

筋電によるジェスチャコントロールが可能なアームバンド Myo が届いたので遊んでみた

はじめに 先週、昨年の 6 月にプリオーダーしていた Myo の Developer Kit が届きました。 Myo は Thalmic Labs 社によって開発されたワイヤレスなアームバンド型のジェスチャコントローラです。 価格はプリオーダー時が $149、現在は $199 です。 Buy Preor…

Unity 5 x WebGL について詳しく調べてみた

はじめに 本エントリは Unity Advent Calendar 2014 8日目の記事になります。 Unity 5 からは Build ターゲットに WebGL が追加されます。Unity 5 プリオーダ向けベータ版で現在試すことが出来ます。 Unity 2020.2b - Unity 今年の 3/18 に行われた GDC2014 …

Ovrvision SDK v2 x Oculus Rift DK2 で AR を楽しむ方法についてまとめてみた

はじめに Oculus Rift と組み合わせて立体視可能なスルー画を楽しめるステレオカメラ、Ovrvision の待望の DK2 版マウンタ及び SDK が発売・公開され、先週予約していたものが届きました。 Ovrvision 1 | Ovrvision Ovrvision 1 : Stereo camera for Oculus …

Unity のオーディオの再生・エフェクト・解析周りについてまとめてみた

はじめに Unity では単純に音を再生するだけではなくて、エフェクトを掛けたり解析したりする所まで含めて簡単に音を扱える仕組みが整っています。音の解析結果をグラフィカルに出力したり、逆に何らかの入力を音にフィードバックしたりすることもとても簡単…

Oculus Rift で頭の動き + タップで簡単に Unity 4.6 UI を選択できるやつを作ってみた

はじめに HMD での UI 操作は色々と議論がなされていると思いますが、中でも頭の向きを利用した UI は結構安定して操作できると個人的に感じています。頭は思ったよりも低カロリーで正確に動かすことが可能で、実際ブラウザ操作(リンククリック)もできるく…

Unity 4.6 から利用できる UI での EventSystem をカスタムする方法について調べてみた

はじめに Unity 4.6 から導入された新 UI システムでは、マウスやキーボード、キーパッドの入力を担当する Standalone Input Module と、タッチを担当する Touch Input Module によって、入力イベントが扱われます。何かしらの UI 要素を追加すると、自動で…

SerialPort または Uniduino を使った Unity と Arduino を連携させる方法調べてみた

はじめに Unity と Arduino を連携させて色々なセンサやアクチュエータを扱うことができるようになると、センサの値のビジュアライズだけに留まらず、3D モデルやゲームと連動した動きが色々と簡単に実現できるようになったり、逆にゲームの中に連動したこと…

ユニティちゃんが声に合わせて口パクしてくれるリップシンクアセットを作ってみた

はじめに 以前、Unity で MMD4Mecanim を利用した MMD モデルさん達がリップシンクしてしゃべってくれるアセットの作成を行いました。 Unity でリアルタイムにリップシンクする MMD4Mecanim LipSync Plugin を作ってみた - 凹みTips これを利用して、ユニテ…

Unity の Editor 拡張でインスペクタにグラフを描画する方法を色々調べてみた

はじめに Unity でデータの解析を行ったりする際、開発時にそのデータを可視化したいことがあると思います。例えば音声入力やハードウェアからの入力や WEB から取ってきた何らかのデータ、ゲームの統計情報などなど色々考えられます。アプリケーション内に…

Unity と OpenCV を組み合わせて現実・仮想双方を加工した AR な世界を Oculus Rift 越しに覗いてみた

はじめに 通常のカメラ画に AR オブジェクトを描画すると、解像感や色のズレで AR オブジェクトにバーチャルっぽさを感じてしまいます。そこで逆に現実の世界の方をバーチャルっぽくしてあげることで、AR オブジェクトに感じる違和感が低減されるのではない…

手のボーントラッキングが可能になった Leap Motion SDK V2 Beta の Unity サンプルについて調べてみた

はじめに Leap Motion SDK の V2 Beta がリリースされました。 Leap Motion Developer 最大の特徴は Skeletal Tracking (手のボーンをベースとしたトラッキング)が可能になった点で、Leap Motion の問題点として挙げられていた、すぐにロストしてしまう問…

Oculus Rift + Senz3D + iisu で VR 空間内に手を入れて遊んでみた

デモ 「はじめに」が長くなったので、まずは今回取り扱う内容をご覧ください。 はじめに Senz3D(Creative Interactive Gesture Camera) は、昨年の IFA2013 にて発表されたクリエイティブテクノロジー社製の NUI カメラです。 http://us.creative.com/p/we…

複数の AR マーカを利用した Oculus Rift アプリが作れる Ovrvision SDK v0.5 を試してみた

はじめに 先日は Ovrvision SDK v0.3 についての記事(Oculus Rift x Ovrvision で拡張現実(AR)を試す方法をまとめてみた - 凹みTips)を書きましたが、1ヶ月も立たないうちに次のバージョンである v0.4 がリリースされ、そして今日 4/21 にバグフィックス…

Unity でシェーダを使って 20,000 人が音楽に合わせてサイリウム振ってる様子を作ってみた

はじめに 以前、Unity のシェーダのエントリ(Unity のシェーダの基礎を勉強してみたのでやる気出してまとめてみた - 凹みTips)を書いた際に @yuujii さんからこんなご提案を頂きました!@hecomi 武道館とかで使えるような、会場全体で観客がサイリウム振っ…

Unity から Node.js を起動時に裏で実行・通信して諸々の処理を肩代わりしてもらう方法考えてみた

はじめに Unity の C# の世界で完結して色々と実行してくれるのはライブラリの利用者側から見るととても楽ですが、プロトタイプをそれで作ろうとすると結構大変です。そこで、Processing なり oF なり自分の慣れ親しんだ環境で作成したものを別途動かし、そ…

Unity でカメラの映像を別ウィンドウ表示してみた

はじめに Oculus Rift のデモを行っていると、HMD をつけていない観客は左右に分割された Oculus Rift 用の映像を見ることになり、デモ効果が薄れてしまいます(本当はフルスクリーンや 3D メガネで立体視したい)。ということを、Twitter で @koukiwf さん…

Unity の Low-level Native Plugin Interface を調べてみた

Unity 5.2 以降について Unity 5.2 より Low-Level Native Plugin Interface のお作法が少し変更になりましたので、最新の情報についてはドキュメントをご参照下さい。 Unity - マニュアル: 低レベルネイティブプラグインインターフェース はじめに Unity で…

Unity で OpenCV で作成したテクスチャをネイティブプラグイン経由で利用してみた

はじめに 有償のプロ版限定ですが、Unity でネイティブプラグインと連携してテクスチャを操作できると、OpenCV で色々変更を加えたりと表現の幅が色々と広がります。調べてみましたのでメモします。 環境 Mac OS X 10.9.1 Unity 4.3.2f1 (Pro) 先行技術 No h…

Unity でリアルタイムにリップシンクする MMD4Mecanim LipSync Plugin を作ってみた

はじめに 前回(Oculus Rift をかぶって VR の世界でおしゃべりしてきた - 凹みTips)、MMD4Mecanim を適用したモデル上でリップシンクを行うプラグインの紹介をしました。本エントリでは、前回省略してしまった利用方法や仕組みの解説をしていきたいと思い…

Chrome の音声認識を Unity で利用してみた

はじめに 前回のエントリ(http://d.hatena.ne.jp/hecomi/20131201/1385907047)にて、Chrome に実装されている Web Speech API を利用した音声認識を Unity 上で利用することについて触れました。本エントリではその内容を紹介します。 概要 Chrome で Web …

Unity で Web をテクスチャとして表示して操作する方法について調べてみた

追記(2014/05/05) 現在、本エントリで利用している Awesomium v1.6.2 はダウンロード出来ないため、v1.7.1 を利用したエントリを書きました: http://tips.hecomi.com/entry/2014/05/05/214827 ただし Mac では利用できません。 はじめに Unity 上で Web …

Oculus Rift でミクさんに画面の中から出てきていただいた:解説

はじめに 前回(PS Eye × 2個 を Unity 上で Oculus SDK と共に使ってみた - 凹みTips)は、PS Eye から取得したピクセルデータをテクスチャ化することが出来たので、今回はこれを利用して AR との組み合わせに挑戦してみました。 デモ動画 完成したデモはニ…

PS Eye × 2個 を Unity 上で Oculus SDK と共に使ってみた

はじめに 先日、以下のように PS Eye を 2 つ使用して、現実の世界を Oculus Rift 越しに覗くという内容のエントリを書きました。 Oculus Rift + PS Eye × 2個でカメラ越しに実際の世界を覗いてみた - 凹みTips ここから実際の世界に色々なものを重畳して行…

Oculus Rift + PS Eye × 2個でカメラ越しに実際の世界を覗いてみた

C# VR

はじめに 先日、おそらく人類初の衝撃的な VR ストリーミング配信が ust にて行われました。 window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementById(id)) return t; js = d.crea…

MMD for Unity を使って Oculus 用アプリを作ってみた

はじめに 先日、Oculus Rift 用のアプリを作って公開してみました。 ついてくるッス v0.0.2 - [ BowlRoll ] ミクさんがミクさんになった自分についてくるアプリです。Oculus Rift では、下を向くと自分の身体が無いことに違和感を感じるので、何かキャラクタ…