はじめに
前回の記事で、Timeline で長い uLipSync クリップを表示した際のパフォーマンス問題を解決するために、Timeline でのテクスチャを非表示にする Preference の追加を紹介しました。
ただこれだと現在どのデータを表示しているか分かりづらい、というお声をいただき別のオプションを追加してみました。
リリース
紹介
テクスチャの横幅
Max Width Of Waveform Texture を調整すると生成するテクスチャの横幅を調整できます。重いときは横幅を小さい値にすることで低解像となりますが軽量にテクスチャを生成できるようになります。
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テクスチャの滑らかさ
普段はグラデーションで滑らかな画像を生成しているのですが、解像度を下げたときなどはちょっとボヤッとしすぎてしまいます。Texture Smoothness On Timeline を 0 に近づけていただくと、グラデーションを弱めにしてシャープな画像が生成されます。次の画は 20 分のクリップの BakedData の一部になります。
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おわりに
今回 20 分のデータで試してみましたがフリーズするなどの問題はありませんでした。ただ Windows ではまだテストできていないので、もしかするとパフォーマンスボトルネックはまだ別にあるかもしれません。。色々と情報をいただけましたら調査いたします。
長いデータを処理するときに気づきましたが、長い音声の BakedData を生成するときは長時間フリーズするので、こちらは別途プログレスバーを表示するなどのアップデートを行いたいと思います。現状は Job で動いてしまってるので少しプログレスバーを用意しづらいのが難点ですが。。